デザインと状態が非常に良かったので裸のコインを買ってそのまま鑑定に出したコインの1枚になります。
当時のローマでは貨幣の発行をローマ貴族のキャリアの初期に1年間務められるのが一般的でした。貨幣係は、ローマ共和国のコインを製造するだけでなく、そのデザインにも責任を持っていたそうです。
担当した人物がアピウス・クラウディウス・プルヒャー、T・マンリウス・マンシヌス、Q・ウルビニウスの3人で表面はローマの都市と国家を象徴する女性の神をモチーフにしており、裏面には、トリガ(3頭立ての馬車)に乗った翼のあるヴィクトリー(ギリシャの女神ニケ)が描かれています。
馬車のデザインは2頭(ビガ)もしくは4頭(クドリガ)が多いようですが3頭のタイプは2種類しかなく少し珍しいタイプのようです。
今回のコインは鑑定結果も申し分なくそしてヘアラインに薄くレインボートーンが入っている為非常に美しいです。
自信をもっておすすめ出来る品ですのでぜひお手元で楽しんでみてはいかがでしょうか?
商品説明
国籍:古代ローマ
年号:BC111-110年
材質:銀
重量:約3.82g
直径:約17ミリ
グレード:NGC chAU 5/5,4/5
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